ニューヨークの風

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ハートのお城♪

前回に引き続き、今回もThe 1000 Islandsからです!

滞在3日目、真っ青に晴れ渡った大空の下、カナダから吹くさわやかな北北西の風に乗ってセントローレンス川のクルーズに出発した私達。

白いしぶきを上げながら、通り過ぎる1000 Islandsのステキなサマーハウスにうっとり。。。
一つの島に自分だけのサマーハウスなんて、何と贅沢なこと!ハリケーンでも来たらどうするの~~?!なんて心配するのは、貧乏性な私ぐらいなもの。。。

夏を思いっきり楽しもうと思っている人達にとっては、まさにここは海上の楽園そのものなんでしょうね。


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一つの島に一つのサマーハウス

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右の島がカナダ、左の島がアメリカ
                     
ボートを走らせ1時間、深いグリーン色のセントローレンス川に突如として石造りの壮大なお城が。。。
思わず、"Oh, My God!"

これがクルーズお目当ての"Boldt Castle" ...
そうなんです!これが、前回ちょっと触れたマンハッタンの「ウォードルフ・アストリア」ホテルのオーナー、ジョージ・ボルト氏が約100年前に建てたサマーハウスのお城なのです。

100年も前に、この島にサマーハウスとしてこんなお城を建てた人物が居たなんて。。。きっとアメリカは産業革命後の活気あふれる豊かな時代だったんでしょうね。。。


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ハートアイランドのボルト城

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ボルト城の正面入り口

島の名前は「ハートアイランド」。名前だけでなく、島の形もハート型。愛する奥様のために、島を爆弾で吹き飛ばし島の形までハート型にしたそうです。そして、花壇も、ベンチも、窓も、扉も、屋根も。。。至る所にのマークが。。。 


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ハート型の花壇
           

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屋根にもハートが。。。


エレベーターから室内プールまで完備した127室を有する壮麗なボルト城は、世界中から集められた300人の職人達の手によって着々と建築が進められ、4年の歳月が経ったある日、突然愛する奥様が他界。
またもや、"Oh, My God!!"

深い悲しみに暮れたボルト氏は、全ての工事を中止させ、彼自身も職人達も再びこの島に戻って来ることはなかったそうです。それ以来70年近くに亘り、主を失ったお城は手付かずのまま荒れ放題の運命を辿ることになったのです。

そして1977年、この1000 IslandsのBridge Authorityが城の所有権を引き受け、長年の修復作業を経て、今日一般公開さるようになったわけです。今なお修復作業中で、城内には当時建設を中断したままの部屋もたくさんあり、あちこちに散りばめられたハートがより一層何とも言えない哀愁を。
                                               
結果として、誰一人として住むことのなかったボルト城に、今日観光客として足を踏み入れ、100年前に思いを馳せながら想像を膨らます私達。

「無常の風は時を選ばず」
"It is the unexpected that always happens."

人生って意地悪ですね。。。

          
      
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