ニューヨークの風

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

初夏の始まり?!

皆様、またもやご無沙汰してしまいました!

気がつけば、早3月も半ば・・・
今年は観測史上4番目に暖かい冬だったそうで、"Where is winter?"「冬はどこに~?」とTVのニュースで騒いでいたかと思えば、今では連日"record-breaking warmth"「記録破りの暖かさ」で、春を飛び越え一気に初夏のNYです。

先週末には、早くもサマータイムまで始まってしまいましたー!!
アメリカではデイライト・セービング・タイム "Daylight Saving Time" と呼ばれ、文字通り太陽の出ている時間をセーブしちゃおう!っていうわけです。

どうやってセーブするかというと、デイライト・セービング・タイムが始まる日曜日の午前2時に時計の針を1時間進めるだけ!
いたって簡単ではあるものの、この1時間が結構くせ者なんですよぉー!

日中の時間が1時間長くなった代わりに、睡眠時間が1時間削られるおかげで、誰しもちょっとした時差ボケに。。。
その証拠に、サマータイムが始まった第1週目には、毎年車の事故率が上がり、心臓発作の発症率も10%上がるんだそうです。


P1000477_convert_20120321031005.jpg
ストリートクロックもサマータイムに



そもそもこのアイデア、かの有名なベンジャミン・フランクリンが生みの親だそうで・・・
その後、戦時中に太陽エネルギーや燃料保存のためにアメリカのみならずヨーロッパの国々でも取り入れられたため、サマータイムならぬ「戦争タイム」"War Time" として名を馳せていたのです。

戦後は次第に活躍の場を失ったものの、また息を吹き返し、アメリカでは幾度かの条例修正でサマータイムの期間が延長され続け、現在に至っているわけです。私がアメリカにやって来た当時は、4月に始まっていたサマータイムが、今では3月の第2日曜日に封切られ、11月の第1日曜日に幕が下ろされるまで、何と7ヶ月もの期間にグーンと引き延ばされてしまったのです。

もちろん国の法律であるため、どこの州でも右に倣えのはずですが、意外や意外!!
この法律を拒否し続け、サマータイムを実施していない州が二つあるんですよー!
どこの州だかおわかりですか??

答えは、ハワイ州とアリゾナ州なんです。
ハワイ州は、アメリカ50州の中でも本土から離れた島で、独自のハワイ時間で動いているため、さほど支障はないように思えるものの、アリゾナ州の場合は近隣の州がサマータイムを実施しているにもかかわらず、アリゾナ州だけが断固拒否し続けていては何かと迷惑ですよね~~
でもでも、国の法律に逆らって戦後40年間も拒否する以上、アリゾナ州にはそれなりの理由があるのです。

夏のアリゾナに行かれた方はおわかりでしょうが、最大の理由はアリゾナのあの驚異的な暑さなのです!
私も初めてアメリカの地を踏んだのは、何と真夏のアリゾナ!
空港に降り立った時の思わず呼吸困難になるかと思う程の熱風と猛暑のすごさは、未だに忘れられません。
何たって、日中の通りはどこもゴーストタウン状態。
日が落ちてから人々の活動が始まるのです。
テニスしかり、ゴルフしかり、ショッピングしかり・・・
誰もが太陽が沈むのを待ち構え、一斉に野外へ飛び出すわけです。

つまり、サマータイムを取り入れてしまうと、太陽が沈む時間が1時間延びてしまうため、アリゾナ住民にはいたって不人気なんですね。
午後8時に沈む太陽が午後9時になってしまうと、その分遊び時間が削られてしまうわけですよね。

サマータイムの本来の意義が、アリゾナ州では取り入れることにより逆行してしまうというのが、アメリカの大地の広大さを物語っていますよね。さらに興味深いことに、このサマータイム、アリゾナ州全地域で禁止かと思えば、「ナバホ・ネーション」"Navajo Nation" と呼ばれるインディアン住居地区だけはサマータイムを導入しているのです。
同じ州内で1時間の差が生じるなんて~~~
いかにもアメリカらしい寛大さかと思えば・・・実はこの広大なインディアン住居地区がお隣のニューメキシコ州とユタ州にもまたがっているため時間的に足並みを揃えているわけなんだそうで・・・
それにしても夏の旅行者達は苦労させられますよね。

本来、サマータイムの始まりが春の始まりと言われていますが、今年に限っては初夏の始まりかも・・・
とはいうものの、まだまだ朝起きるのが辛い毎日。

やっぱり
「春眠暁を覚えず」
"In spring one sleeps a sleep that knows no dawn." ですよね。

皆様、どうぞ寝過ごされませんように・・・






スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。