ニューヨークの風

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オカッパ桜~?!

イースターが終わり、早くも5月。
一斉に草花が開花し、春真っ盛りのNYです。

春というと、日本ではサクラが大御所ですが、ニューヨーク近郊でもサクラは欠かせない春の顔なんです。
このサクラの木、英語では"cherry (tree)"ですが、サクラの花は、"cherry
flower"とは言わずに、何故か"cherry blossom"と言うんです。

夏の花、ヒマワリは、"sunflower"と英語ではしっかり"flower"がついているのに対し、何でサクラは"cherry blossom"なんでしょうね~?

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春本番・・・でもこのサクラ・・・


一般に、花を総称して"flower"を使っているのですが、実を結ぶ植物、特に果樹の花に対しては"blossom"を使うんですね。
サクラの他にも、リンゴの花は"apple blossom," オレンジの花は"orange blossom"などなど。

さらに、この"blossom"という単語、花ばかりでなく人間にも使えちゃうんです。"I am blossoming."というと、「すべて上手くいっていますよ」「人生絶好調ですよ」 "His talent is blossoming."というと、「彼の才能は開花してますよ」「成功していますよ」という意味。
う~ん、一度でいいから、使ってみたいですよね。

この"blossom"に対し、実を結ばない観賞用の花には"bloom"を使うことが多いですね。花の王様、ランの花は"bloom(s) of orchid(s)," バラの花は
"bloom(s) of rose(s)"など。
いかにも大輪の花が開花したイメージが浮かんできますね。

でもでも、庭師や園芸店で働く専門的な人は別として、サクラとウメの区別も怪しいアメリカ人(失礼!)が、花を見て実を結ぶか結ばないかで使い分けているんでしょうかねえ~~~?!
本人達はかなり無分別ではないかと思いますよ~。
皆が"cherry blossom"と言うから、そう言っているだけなのでは・・・?

さて、サクラにも山桜、ソメイヨシノ、八重桜・・・とその種類は色々ありますが、私が好きなサクラはシダレザクラ。
何とも言えない風情がありますよね。。。

このシダレザクラの英語名は、文字通り"weeping cherry."
"weeping"は「枝が垂れ下がる」という意味ですが、元々"weep"という単語は「シクシク泣く」という意味ですよね。古今東西問わず、シダレザクラの姿が泣いているように見えたはずなんですが、何故かアメリカのシダレザクラはそろって「ボブカット」なんです!

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定番、ボブカットのシダレザクラ


最初にお目にかかった時には、「どうしてオカッパなの~~~???」と唖然としたのを思い出します。
「これって、サクラに対する感性の違い?!」と、長い間不可解に思っていたのですが、ある時シダレザクラの苗木を買ってきて、家の庭先に植樹した時に新発見!

「アメリカのシダレザクラは、接ぎ木なんだ~」ということに気がついたのです。数年すると、接ぎ木された若枝の方が土台となっている本木より早く伸びてしまうため、シダレザクラの花が地面についてしまうのです。
つまり、「シダレザクラ」ではなく「ヒキズリザクラ」になってしまうわけです。

「だから切っちゃうんだ~!」ということが、実体験のお陰で一件落着!
「でもでも、何でオカッパ~??」という一番知りたい回答は、残念ながら未だに見つからず。。。

この未解決な問題を抱えながら、今年も「オカッパザクラ」を観賞する私です。



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